2024年9月3日
影絵『七ひきのこやぎ』✨(子育て支援事業)
物語が大好きな子どもたちです。今日はグリム童話の中から『七ひきのこやぎ』を地域の親子の方々と一緒に観ました。影絵の世界をお楽しみください💕
やぎのお母さんとおおかみ🐺の登場で、観ている人は心をつかまれます。お母さんやぎは、晩御飯のお買い物に、最近新しくなったJAまでお買い物に出かけました。子どもたちは、お母さんの言いつけを守って仲良くお留守番です。おおかみ🐺は、『しゃがれ声で、手も真っ黒なんですって。』しっかりお留守番できるのかしら、ちょっぴり不安ですね💦
おおかみの登場に子どもたちはちょっぴりドキドキ。心は、やぎの子どもたちと同じです。
お母さんが出かけて、今日はみんなで『ままごと』をして遊ぶみたいです。
そこへ…お腹を空かせたおおかみがやってきました。おおかみは、きれいな声が出るようにチョークを食べたり、黒い手に粉を付けて白くしたりと、あの手この手で子やぎをだまします。
おかあさんやぎが帰ってきたと思った子やぎたちは家のドアをあけました!さぁ大変!!おおかみが家に飛び込んできました。子やぎたちは急いで机や椅子の下、ベットやタンスの中に隠れます。でも、子やぎたちは次々に見つかって食べられてしまいました。時計の中に逃げた子やぎだけは助かりました。
お母さんやぎは家に帰ってびっくり。家の中は荒らされているのです。時計の中に隠れていた一番小さい子やぎから話を聞いて、何が起こったのかお母さんに話しました。お母さんは大急ぎでおおかみを探しに出かけます。
ゴォ~ゴォ~おおかみはいびきをかきながら、大きな柿の木の下で寝ていました。よく見て見ると、おおかみのお腹がポコポコ動いているではありませんか!
お母さんやぎはおおかみのお腹をハサミで切って子やぎたちを助け出します。
子やぎたちが助かりこども園の子どもたち、支援と地域の子どもたちも安堵の表情をのぞかせながらも、画面から眼を離すことが出来ません。お話の行方を最後まで見守りました。
目が覚めたおおかみは、のどが渇いたので湖の水を飲みに出かけましたが、おなかの重みで湖の中に落ちてしまいました。
お話が終わると、大きな拍手が起こりました。子どもたちは、子やぎたちの気持ちになって?オオカミの気持ちになって?どんなことを感じたことでしょう。子どもたちにお話を聞いてみました。
「お腹のところ。針で縫った。子やぎが助かってよかった。」
「ちょっと怖かった。おおかみが出てくるところが怖かった。」
「おおかみが出てきてびっくりした。」
子どもたちが、自分の感じたことを絵にかいてお話してくれました。
【ぶどう組 3歳児】
「みずとはっぱ。」オオカミが湖に落ちて、水が渦巻いているように見えます。
【ぶどう組 3歳児】
「おおかみといし。おおかみのおなかのなかに、いしをいれているところ。」オオカミの姿が、子どもにはこんな風に映ったんですね。
【みかん組 4歳児】
「おおかみが、おなかがいたくなって、みずのなかにおちた。やぎさんのおうちと、とけいもかいた。」
【みかん組 4歳児】 「でっかいおおかみがきたところがおもしろかった。こやぎががんばってかくれているところもかいた。」
【めろん組 5歳児】
「おおかみがいけにおちたところがおもしろかった。いしをこやぎたちにつめられていけにおちた。」
【めろん組 5歳児】
「おおかみがねてる。いけにおちた。おおかみがおぼれた。やぎはなかよくすごした。」
【めろん組 5歳児】
「おおかみのおなかから、こやぎがでてきて、みんなでたのしそうにしていた。おおかみがいなくなって、みんなでなかよくごはんをたべて、よかったなってなった。」
慣れ親しんでいる物語が、絵本や紙芝居だけでなく、『影絵』という違った世界観に心が躍ったことと思います。ご家庭でもお話を聞いてみてくださいね。今日は、地域の方々もご参加いただき、ありがとうございました。次回は1月30日(木)に、影絵『さるかに』を予定しています。是非ご興味のある方は、お越しください。お待ちしております。さる🐵とかに🦀がお迎えいたします😊