2024年9月5日

社会見学へ行きました

バスに乗って総社消防署へ社会見学へ行きました。バスの中から自分の家を探したり、桃狩りに行った国分寺やタンチョウを見たきびじつるの里を見て楽しい思い出を振り返ったり、消防署で何をするのかどんな消防車があるのか期待に胸を膨らませたり…みんなワクワクしています。

たくさんの方が迎えてくださいました。「今日はよろしくおねがいします。」期待に胸をふくらませて、あいさつをしました。

消防署に着きました。「おはようございます!!」元気に挨拶をして、見学の始まりです。安田消防士さんが消防署の中を案内してくれました。まずはロッカー。通報を受けると急いで防火衣を着て出動します。火事の発生場所を素早く把握するために、上のモニターには火災場所などの情報が表示されるそうです。ヘルメット・防火衣・ブーツを合わせると約10キロにもなると教えてもらいました。実際に持たせてもらい、その重さにびっくりしました。

消防士さんたちが寝る部屋も見せてもらいました。ここでクイズです。「消防士さん達は何を着て寝るでしょうか?①パジャマ②活動服③〇〇〇」ユーモアも交えたお話しに、子どもたちは大笑い。「答えは②活動服です!」

台所も見せていただきました。みんなを助ける力をつけるために、大きなお鍋で沢山ご飯を作って、もりもり食べます。消防署ではカレーをよく作るようです。「みんなも沢山食べて大きくなってね!」「はーい!!」

消防士さんは体づくりもお仕事です。重い装備を身につけて皆を助けるために筋トレも欠かせません。軽々と懸垂をして見せてくれる姿に「すごい!!」「かっこいい!!」消防士さんは子どもたちのヒーローですね✨

沢山の消防車も見せていただきました。
水が出ない消防車もあります。右から救助工作車、はしご消防車、水槽車、指揮車と並んでいます。
指揮車は現場で指揮をとる人を乗せて走ります。

またまたクイズです。「はしご消防車のはしごは何メートル伸びるでしょうか?」何と30メートルも伸びるそうです!「それってリブより高くなるの!?」想像もつかない長さにみんな驚いていました。これで高い場所にいる人も助けることができるんですね。

救急車の中も見せていただきました。いつでも出動できるように、毎朝点検と準備をされているそうです。
中には色々なものがありました。口の中を吸引するホースの体験もさせていただきました。ドキドキしながら手を伸ばしホースに手を当てると…その吸引力に驚きました。救急隊員さんの話を真剣に聞いていますね。
救急車の音も聞かせていただきました。急いで現場へ駆けつけるためには、みんなに道をあけてもらう必要があります。大きな音と回転灯で知らせるそうです。

放水体験もさせていただきました。「放水開始!!」の掛け声と共に一気に水が噴き出します。両手に力を込めてしっかり持って、火をめがけて放水しました。「放水止め!!」の掛け声で水が止まります。「道路には『消火栓』が設置してあるので、その上に車を止めないように、お家の人に言っておいてね。」と宿題も出されました。みんな忘れずに言えたかな?

「出発進行!」
「おーい!」笑顔があふれています。

ミニ消防車にも乗せていただきました。シートベルトをしっかり締めて「行ってきまーす!」

キッズ防火衣も着せていただきました。消防車の前で「はいっポーズ♪」憧れの消防士さんになれて嬉しかったですね。

最後にはしご消防車の前で記念撮影をさせていただきました。みんな揃って「敬礼!!」パシャッ📷

目をキラキラさせながら消防士さんの話に夢中になっている子どもたちの笑顔を見ていると「こどもたちの中に、未来の消防士さんがいるのかな…。」と思いました。子どもたちは色々な体験をしながら、消防士さんのお仕事の大切さや大変さ、みんなが安心して暮らせるように守ってくださっていることを感じることができました。総社消防署の皆様、お忙しい中、貴重な体験を沢山させていただきありがとうございました。