2024年12月26日

大根掘りに行ったよ めろん組🍈

 地域の友野さんに毎年ご招待いただいている大根堀りに行ってきました。天候に恵まれ暖かな日差しが降り注ぐ中、冬の自然を観察しながら友達と手を繋いで歩きました。くみ出し式の井戸を見つけたり、お庭の犬に挨拶したりワクワクがいっぱいの子どもたちは「さんぽ」の歌を口ずさみながら畑までの道中を楽しみました。畑が近づくと、友野さんが手を振って待ってくれていました。みんな嬉しくなって元気な声で挨拶をしました。

皆で手を繋いで歩くの楽しいね。
葉っぱのある木と、はだかんぼうの
木がある。何でだろう?
「よろしくおねがいします。」元気いっぱい挨拶しました。

 長靴に履き替えて準備は万端!友野さんに大根を上手に抜く方法を教えて頂きました。

「大きな大根掘るぞー!」「えいえいおーーー!!!」皆で声を合わせて気合は十分です。

大根の掘りかたを、丁寧に教えてくださいました。
「抜きにくい時は、こうやって掘ってあげるからね。」
声を合わせると、心も一つになりました。

 まずは、青々と茂っている葉っぱをめくって、首が太く育っている大根を探します。大根の葉っぱをしっかりつかんで、両足にぐーっと力を入れてひっぱると・・・スポーン!っと大きな大根が抜けました。

「うーん、なかなか抜けないなぁ。」大きな大根かな…
「見て~!足がいっぱいある~!」
「ここを持って抜くといいよ。」
「うん!やってみる。」

 大きな大根はなかなか抜けないので、お友達と力を合わせて引っ張ります。『おおきなかぶ』のお話のように「うんことしょ どっこいしょ」と掛け声をかけながらがんばりました。一人で頑張っていると、友野さんが手伝ってくれました。「ありがとう」とお礼を言うと嬉しそうに笑ってくれました。

「みんなで手伝って!力を合わせて!」
「これは大きいぞ!!」
「さきっちょが細くなってる。」

 いろいろな大きさや長さの大根が沢山取れました。大根はひんやり冷たくて、土のにおいがしました。ずっしりと重くてみずみずしい大根をどうやって食べようか、みんな楽しみでしかたありません。

「いっしょに掘ったよ。」
「見てー!こんなの掘れた。」
「沢山とれて嬉しかった!」
「きれいな大根が出てきたよ。」
「一緒に植えてたのに大きさがちがうなあ、何でだろう?」
「一番大きいのが取れてうれしい。」

 大根が大きくなるまで、大変だったお話を友野さんに教えてもらいました。寒くなると食べ物を探しにイノシシが山から下りて来て、植えた大根や野菜を食べてしまったようです。みんなが喜ぶ顔が見たくてまた植え直してくださったことを聞きいて、子どもたちの心は温かくなったことでしょう。めろん組の子どもたちは自分たちで野菜を植えた経験があるので、野菜を育てる大変さも収穫の嬉しさも良く分かっています。友野さん、子どもたちのためにありがとうございました。

みんなでハイチーズ素敵な思い出になりました
ありがとうございました!

 楽しかった気持ちを胸に、交通安全に気をつけながら、こども園まで帰りました。こども園に帰るとすぐに感謝の気持ちを込めて、お礼の手紙を書きました。「とものさん よろこんでくれるかな…」と友野さんの笑顔を思い浮かべながら。

 みんなが持ち帰った大根は、どんな料理に変身したんでしょうね?こども園の給食にも使わせていただいて、こども園の子どもたちみんなで、旬の大根を味わいたいと思います。

友野さん、今年も立派な大根をありがとうございました。

こども園に帰ってきました!!
子どもたちの感謝の気持ちがこもったお礼の絵手紙。楽しかったことが伝わってきます。

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