2024年5月16日
不審者対応避難訓練をしました。
めろん組、みかん組、ぶどう組の子どもたちに『不審者』について話をしました。毎年、『いかのおすし』の紙芝居を見て、『不審者』について学んでいます。最初はワクワクして見ていた紙芝居ですが、話が進むにつれて子どもたちの表情も変わってきました。
紙芝居を見た後、今度はペープサートや人間劇が加わったお話で、振り返りました。知らないおじさんがやって来て、「ねえねえ。あっちに蝶々が飛んでいるよ。一緒に行こうよ!」と誘います。すると、子どもたちから「行っちゃあだめ!!」と大きな声が飛んできました。
次は、赤い車が走ってきて、停まったかと思うとスルスルと窓が開いて、知らない女の人が「ねぇねぇ、私お腹が痛いんだけど、病院知らない?ちょっと車に乗って教えてよ!」と声をかけてきました。その時のも子どもたちからは、「乗らないよ!!」と大きな声が返ってきました。
話の節目節目に、イカの『するめちゃん』が登場して、子どもたちに危険なことを知らせてくれました。
最後は、知らない男の人が、大きなカメラを持ってみんなを写しに来ました。「みんな可愛いから写してもいい?」とカメラを向けますが、誰一人としてポーズをとることはしませんでした。
ついていかないの『いか』、知らな人の車にのらないの『の』、おおきな声を出すの『お』、すぐに逃げるの『す』、大人にしらせるの『し』と、何度も繰り返し声に出していきました。振り返りながら話を進めていき、子どもたちからの返答を見ると真剣に話を聞いて不審者のことを理解していたことが分かりました。
今日の不審者対応避難訓練は、不審者とは何かを知り、どう対応したらよいのかを考え学びました。次回は、保育者が不審者になって実際に避難する訓練をします。
話の最後に、「お家の方とお買い物に出かけた時に勝手に一人でどこか行ってない?」と尋ねた時には、「えーっ💦」と思い当たることがあったような声も聞こえてきました。家族で出かけ時にもお家の方と一緒にいることの大切さを話しました。ご家庭とこども園とで大切なお子様を守っていきましょう。