2024年5月30日
総社市消防署連携の避難訓練を行いました。
会の前の待ち時間には、めろん組の子どもたちが手遊びをしてくれました。
総社市消防署から3人の消防士さんがお話に来てくださり、火災時の避難の仕方や気を付けるポイント『おはしもち』について教えてくれました。
『お』は押さない。『は』は走らない。『し』は喋らない。『も』戻らない。『ち』近寄らない。・・・です。消防士さんと一緒に繰り返し声に出して覚えました。
小さないちご組さんもお話を静かに聞いていました。
「こども園のどこに消火器があるか知っていますか?」と尋ねられると、大きいクラスの子どもたちからは「知ってる。」と声が返ってきました。頼もしいですね。今日は水消火器を使って火を消す練習に職員が参加しました。3~5メートル水が吹き出すことを教えてもらい、あまり近づきすぎるのは危険なため、慎重に足を進めて火を消しました。その様子をいちご組・もも組・ばなな組の子どもたちもテラスから見ています。
園庭にテントを張ってもらい、めろん組とみかん組が「煙体験」をしました。煙が蔓延している時には、姿勢を低くして、ハンカチや腕を使って口や鼻を覆うことが大切であることを教えてもらうと、子どもたちはポケットからハンカチを取り出して、口や鼻を覆っていました。今日は訓練のため、煙が白く甘い匂いがすることや、本当の煙は黒く匂いも違うことを教えてもらいました。
消防車が園庭に入ってくると、小さなクラスの子どもたちは目をキラキラ✨輝かせて、指をさしたり、覚えたばかりの言葉を口にしながら、嬉しい気持ちを表現していました。
実際にぶどう組・みかん組・めろん組の子どもたちが避難訓練をする様子を見ていただきました。避難訓練をする様子からは、最初に教えてもらった『おはしもち』がよく守れていましたね。と消防士さんが褒めてくださいました。今日のたくさんの貴重な経験が、これからの訓練につながり、子どもの心に届いてほしいと思います。