2024年6月17日

不審者対応避難訓練(実践)

 5月に行った不審者対応避難訓練では、紙芝居を見たり、先生たちの劇を見たりして、不審者とは何かを学びました。そして今日はその実践訓練です。園庭で子どもたちが元気に遊んでいると…

 不審者に扮した先生が、園の駐車場に入ってきました。

 陰に隠れて子どもたちに声を掛けます。すると素早く不審者に気付いた子どもたちが先生に知らせに行き、すぐに職員室に不審者との連絡が入りました。園内放送で「いかのおすしを食べましょう!」と流すと、子どもたちは一斉に部屋に入りました。

 その後、担任が不審者の対応をし、「玄関にお回りください。」と伝えます。先生が不審者だとわかっていても緊張しますね。

 玄関に来ると、「扉を開けろ!」とドアノブをガチャガチャと開けようとします。園長先生が「お帰り下さい!」と落ち着いた様子で対応します。

 不審者帰りません。主幹も「警察に電話しますよ!」と言って一緒に対応しますが、なかなか帰ろうとしません。

 しばらくやりとりをすると諦めて帰っていきました。一安心です。

 

 各クラス、カーテンを閉めて先生の周りに集まって静かに待っていました。園長先生が「無事、不審者はいなくなりました。安心してね。」と声をかけると、ほっとした様子でした。

  めろん組では、色んな質問が出ました。

 「園長先生が持っているものは何ですか。」「これは、刺股(さすまた)と言います。みんなを守る道具だよ。」園長先生が教えてくれました。

 どんな風に使うか実践してみます。湯浅先生が不審者役です。「不審者が来たらね、こうやってお腹の所に当てて押さえて、エイエイ!とします。」「園長先生すごい!」と子どもたちから声があがります。

 「そのときもし後ろから来たらどうするの。」と質問がありました。すると園長先生は「後ろから来たら、キックするよ。そして、他にも先生たちがたくさんいるから、みんなのことを守るよ!」と言ってくれました😊✨

 園長先生カッコいいですね!

 めろん組の子どもたちは毎年訓練を重ねてきているので、気になることや疑問に思ったことをたくさん聞いてくれました。そんな風に子どもたちも考えてくれていると思うと、私たち職員一同身が引き締まる思いです。これからも子どもたちの安全を第一に考え、日々過ごしていきたいと思います。