2024年1月11日

とんど焼きをしました。

 「小正月」は、年末の行事から元旦、松の内と続いてきた正月を締めくくる一連の行事のことです。一般的な、小正月の日程は、1月14日~16日とされています。小正月の行事の中でも最も知られているのが「とんど焼き」です。「とんど焼き」は、飾っていた飾りやしめ縄、お正月にしたためた書初め、昨年に授与したお守り等を燃やす行事です。お正月飾りを目印に家に来て下さった年神様をお正月飾りを燃やした煙と共に、見送るという意味もあります。山手保育園の園児たちも、書初めや絵を描いたものをとんど焼きで燃やしました。

 めろんさんの書初めは、力強さを感じます。さすがですね。

 干支の「たつ」を描いたよ!子どもたちの描いた墨絵は芸術的です!!

 

ぶどう組は、絵を描いたよ!

 自分の書いた、書初めを大切に入れます。

 絵を描いた紙を半分に折って、また半分に折って入れました。

 さあ、準備はできました。

 これから、いよいよ点火です。子どもたちも、ドキドキしています。

 小さいクラスのお友達は、少し離れたところから見ています。

 天気がいいから、お外は暖かいね。

 

 お飾りに火が付くと、今年の干支の「龍」のように煙が燃え上がります。書初めを燃やした火が高く上がることで、字が上手になる・賢くなると言われています。子どもたちの書いた、書初めや絵もきっと上達しそうです。煙を順番に浴びながら、「一年間、風邪をひかないで、元気で過ごせますように・・」と祈りました。

 小さいクラスのお友達も一緒に、煙を浴びて、健康を祈ります。

 燃え終わったお飾りの灰にお水をかけて、無事にどんど焼きの行事を終えることができました。

とんど焼きに行けない…そんな時のお飾りの処分の仕方についてです。お札やお守りは依り代と言って、神様が依りつくものですが、しめ縄や門松は、年神様が訪れるための目印(飾り物)なので、ごみとして出しても構わないようです。その時に、白い紙にお飾りを乗せ、塩を振って清め、他のゴミとは別にして捨てるとよいそうです。